中野区の高齢者会館 東中野いこいの家(ゆーらっく)では令和4年2月の毎週火曜日に生活機能向上プログラム「栄養と健康」が4回シリーズで開催され、当会会員が週替わりで講師を担当させていただきました。
その中より2月8日に行われた「作り置きおかずでらくらく食事作り」の講座をご報告します。
保存できるおかずを作っておくと、毎日の食事作りが楽になり、少しの手間でバランスの取れた食事ができるうえ、食事を抜くこと(欠食)を防ぐことができます。1日3食欠かさず食べることはフレイル予防、健康の維持にもつながるため、作り置きおかずを便利に活用してほしいです。
作り置きおかずを衛生的に、美味しく作るポイントを調理前の器具の準備から調理中、調理後保存して食べるまで順を追って説明し、野菜と肉・魚のおすすめレシピをご紹介しました。
彩り豊かな蒸し野菜を3種のメニューにアレンジする方法を、デモンストレーションを交えてお見せしたところ大変好評でした。
参加者の方は講義中メモを取りながら真剣に聴いておられ、簡単にできるからぜひやってみたいとの感想をいただきました。
コロナ対策によりおすすめレシピの試食提供は中止していますが、代わりにシンプルな保存容器をお土産にしました。ぜひご家庭で作り置きおかずの保存に役立ててください。
★ オイル蒸し野菜を3日間飽きずに食べる展開メニュー ★
オイル蒸し野菜
小さめのフライパンに野菜(1種類ずつ、1種約200g)とサラダ油大さじ1、塩ひとつまみ、水50㏄を入れて蓋をして蒸す
1日目・温野菜サラダ
レンジで温め
ドレッシングをかける
2日目・チーズ焼き
耐熱皿に入れマヨネーズとチーズをかけて
オーブントースターで焼く
3日目・ポタージュ
鍋に入れフォークで軽くつぶして牛乳か豆乳と塩こしょうを加えて温める
(味噌汁の具にも)
(担当:A.H、A.T)