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傷みにくいお弁当作りのコツ2

*食中毒にならないために ~使いたい食材と避けたい食材~

<使いたい食材>

抗菌作用のある食材

・梅干し ・漬け物(浅漬けは×)・しょうが ・シソ ・にんにく ・パセリ ・酢 ・カレー粉 など

●揚げ物(じゃがいもを使ったものは△)

●自然解凍で食べられる冷凍食品

 

<避けたい食材>

●半熟卵 → 固ゆでにする

●生野菜 → へたを取って洗ったミニトマトは〇

●煮物

●練り物・加工食品 → 加熱すれば〇

●じゃがいも

●手作りの冷凍おかず → 加熱すれば〇

●マヨネーズやタルタルソース → マヨネーズのみ別添えにすればOK

●炊き込みご飯やチャーハン

ご飯について

・米2合に対して梅干しを1個、もしくは酢を大さじ1入れて炊くと傷みにくくなる。炊きあがりの味にはほとんど変化がないのでぜひお試しを。

・梅干しはそのまま混ぜ込んで梅干しご飯にすると、さらに効果が期待できる。白いご飯に梅をのせる日の丸弁当だと梅の周りにしか効果がない。

・炊き込みご飯やチャーハンはお弁当には不向き。ご飯は具材を混ぜると傷みやすくなる。特に卵を使ったものは危険。同じく、混ぜご飯、丼ものはやめておく。味のついたご飯がよい場合、ふりかけパックなどを持っていき、食べる直前にかける。

調味料(味付け)について

・お弁当のおかずは甘みや酸味を強くしたり、塩分を多めにすると保存性が高まるので、味付けはいつもより少し濃くなるように意識する。

・マヨネーズは他の食材と混ぜることで細菌が繁殖しやすくなる。マヨネーズは具材にかけて加熱するか、別添えにして持っていく。


☆簡単!かわいい!調味料の詰め方☆

ソース・ケチャップ・マヨネーズを容器に詰めることなくかわいく持ち運べます♪

使う物:ラップ、マスキングテープ、ピック(なるべく先端が尖ったもの、楊枝でも

使い方:ラップで調味料を包んだものにピックを刺して中身を出す!

①用意するもの

調味料ラップ、マスキングテープ、ピック

調味料は粘度のあるものが包みやすいです。

②小さく切ったラップの中央にケチャップなどの調味料を置く。 

 

 

③ケチャップなどをラップでやさしく包み、こぼれないようにラップをくるくるとねじる。

 

④ラップの先端を少し折り、マスキングテープを巻く。使用するときはピックを刺してケチャップなどをおかずにかける。


*勢いよく中身がでることがありますので服を汚さないよう注意してくださいね♪ 一度お家で練習しておくと安心です。


毎日ご家族に、大切な人に、自分にとお弁当作りを頑張っていらっしゃる皆さま、いかがでしたか? 

ちょっとしたコツやポイントを押さえて、安心安全なお弁当を作ってくださいね!(担当A.H)

 

お弁当作りの手順で気を付けることを確認するなら → 傷みにくいお弁当作りのコツ1へ戻る

 

*2024.6月 内容の一部を修正しました。